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2014.09.29 姑獲鳥の夏。
読み終えたーーーーー!!!!!!!!


読み始めたのはかれこれ、10代の頃。
苦節15年くらい。
まず1ページ読むのに数時間を費やし、20ページ読むのに10年を費やした。
確かに拙者は文が嫌いであんまり読まない質だが、そこまで食わず嫌いというわけではなく、今までに読破した小説も何冊かは存在する。
ま、読破と言ってもラノベではあったので、ページ数、文字量共に京極の書く小説に比べたら俳句と短歌とポエムみたいなもんだが。
でもそうだ、島田荘司は読めた、異邦の騎士、読破した。わりと軽々。
なのに、京極はとにかく進まなかった。
30代になり、分厚いハードカバーもそこそこの速さで読めるようになり、読破した小説の冊数も増えてきたので今なら読めるだろうと、京極に手を出した。
まずは姑獲鳥ではなく薔薇十字探偵の方。
これは更に短い短編集なので、これなら読めるだろうと。

読めた。
つーか、面白くてスラスラ読めて、2冊目も買ってもらったくらい。
んで今は終わるのが惜しくて読みたいけど最後の一個は残してある。
まぁこれには理由があって、語りの「僕」がニノっぽくて、寧ろニノだから、他のキャラもキャストをあてたら見事にハマったから、ある意味ニノの新作ドラマが見たい!くらいの感覚で読んだわけで。
それでも京極に対する苦手意識はなくなった。
ただ、代わりにニノ以外読みたくないけど、という別の理由ができたわけだが。
ま、「僕」、本島の方にも関口は出てくるから、本島の知り合いが書いたのだと思えば読めんこともないかと、ついに姑獲鳥に手を出した。

やっぱ読めんかった。
1ページに何日もかかった。
当時の拙者は全く気付かなかったのだが、これは京極が悪いんじゃない、関口が悪いんだ。
寧ろ京極が上手すぎるんだ。
同じ人が書いてるのに、関口視点になるか本島視点になるかでこうも違うかと、自分でもびっくりするくらい天と地程の差があった。

世界で一番読みやすい小説「薔薇十字探偵シリーズ」/京極夏彦。
世界で一番読みにくい小説「百鬼夜行シリーズ」/京極夏彦。

どうでもいい小説というのもあるけども、好きや嫌いで書いてもいいくらいこの2つは両極。
つーか薔薇十字探偵ってシリーズでもなんでもなく、ただの百鬼夜行の番外編だからね。
なら本編も本島出してくださいと思うけど、関口じゃなければ成立しないしね。
と、読めるようになってくると思う。
そんな語り部として大ッ嫌いな関口を読破できた理由は、マンガ版を読んだことと音読し始めたこと。

マンガ版はまだ全部出てないけど、語り部としての関口じゃなしに、キャラとして関口を好きになったらどうかとやっさんと話し、これまた買ってもらった。
本島の語りだとそう邪魔じゃないから、ただの一登場人物としてなら見れるんじゃないかと。
あと、話の筋もわかってた方が読みやすいし、冒頭の京極堂と関口の会話なんかはゴールが見えないから眠くなってくるもんな。
まゴールだけじゃなくてスタートもよくわからんのだけど。
最後まで読んでこそ生きてくる会話だし。
難しいわホンマ。
結局キャラとしても関口は嫌いで変わらずだったわけだが。
読んでる間にやっさんと小説の話になると、拙者の口癖は「関口嫌い」「関口腹立つ」だったし。
それに比べて本島は「本島めっちゃおもろい」「本島かわいい」になるのだから、書いてんの結局同じ人やで?
やっさんも「そこまで嫌われたら京極も本望やろな」と言ってた。
そういう意味でもすごい勉強になったけどね、同じ人が書いても全然違うッ!というのは。

で、もういっこの理由、音読。
拙者顔がたるんでいるのが気になっているわけだが、マッサージをしてもぶきっちょな拙者ではあまり効果がないし、小顔トレーニングっつってもなかなか続くもんじゃないし。
なら滑舌よく、めっちゃ顔を動かしながらしゃべったりうたったりしたらどうかと。
声優さんとか、体型はたるんでんのに顔だけすっきりしてたりするから、いっぱいしゃべるの大事かなと。
口をあんま開けないで演技される方とかは顔たるんでるしね、ちゃんと口開けるの大事かなと。
顔を動かして歌うってのは数年前からやってるけれども、しゃべるったってそんなしゃべることもないし、人としゃべりだすと顔に構ってられないくらい別のことに神経が行くし、独り言にも限界があるし。
それに比べたら小説の音読って持って来いで、このアホみたいに多い文字量が逆に活かせるしと思って。
始めてみたら5倍ぐらい早くなったね、読むのが。
目的は読むことじゃないからね、とにかくしゃべる、だから。
関口がどうでもこうでも関係ないわけで、腹は立つけど、嫌いだけど、気に入らんけど、こいつがうだうだすることによってわしの顔が細なんねやと思って感情は棄てた。
でも読むの慣れてくるとだんだん音読じゃなくて朗読になってくからおもろいなと、自分の感情は棄てたけどキャラの感情が乗ってくる。
ただ謎解きのとこは寄ってたかってしゃべるから、お前誰やねん!?てなったけど。
あこれこいつのセリフじゃねぇとか、お前しゃべっとったんかいとかなると読み直すから余計時間がかかるというね。
まぁでも終わりが見えてくると読むペースは早くなるので3分の1越えたくらいからは早かったけどね。
つっても毎日やるわけじゃなかったから、読み始めてから半年以上かかったと思う。

その間やっさんにはいっぱい褒めてもらいましたよ。
なにせ20ページに10年を費やしたわけだから、そのペースで620ページ読もうとしたら310年かかるわけで、死んどるわ!
これでいちばん短いっていうね、もうどうしようもない。

さ、続いては魍魎の匣ですが。
これがまた姑獲鳥より長い。
つってももっと長くなってくからこれから、これくらいは読めないと。
でも匣はアニメで見て内容知ってるから行けると思う。
キャストが氷帝だしね、関口=忍足って(ヾノ・∀・`)ナイナイ
アニメだと木場修主観だったから、小説はどーなってんだろう?
楽しみ!


ちなみにこれがこのカテゴリらで読んだ小説24冊目。
記事数はおかしいし、途中でいらんと判断したのもあるがね。
やっぱ最後まで読んで評価するのが正しいと書く側的に思うのだが、書き方が合わんという感想もありだとは最近思う。
Secret

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